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「群馬の10代に、しなやかな学びを。」‐群馬に学びの土壌を、ともに創るDNAサポーター100人募集!

寄付先

NPO法人 DNA ( Design Net-works Association )

沼田翔二朗

支援者数

61人

/ 100人

61%
  • 支援総額

    88,500円

  • 支援者数

    61人

  • 残り

    終了

  • 開始日

    2020年2月10日

  • 終了日

    2020年3月22日

キャンペーンは終了しました

「学びの土壌」とは何か?なぜ、必要?

2020/3/4 17:30

NPO法人DNA代表の沼田です。

「群馬の10代に、しなやかな学びを。」をミッションとして、今回のマンスリーファンディングでは群馬で「学びの土壌」を創るために、DNAサポーター(継続寄付者)を広く募集しています。

今日の活動報告では、「学びの土壌」とは何か?について書きます。

この「学びの土壌」という表現は、三菱UFJリサーチ&コンサルティングと(一財)地域・教育魅力化プラットフォームが協働して調査・検証をしている「高校魅力化評価システム」から引用しているものです。
(詳細は本文最下部に記載)
(実は関係者の一人は、群馬県民の方です)

一言でいうと「学びの土壌」は、
「何をするのか」という学習内容や行動ではなく
「どのような環境の中で学ぶのか」という生徒を取り巻く教育環境/学習環境に着目した言葉です。

実は、これまでの調査結果から、
「学びの土壌が豊かだと評価する生徒ほど、
 自分の成長を感じられていること」

関係性があると明らかになっています。

そうであるなら、「学びの土壌=教育環境」を耕し、豊かにすることができれば、群馬の10代の学びや成長はさらに豊かになるはず。それが、必ず群馬の豊かな未来につながるはずです。

それでは一体「学びの土壌」とは、具体的に何を示しているのでしょうか。
示されていることは、4つの要素と具体的な測定内容です。

【1】挑戦の連鎖を生む「安心・安全の土壌」
‐失敗してもよいという安心・安全な雰囲気がある
‐挑戦する人に対して、応援する雰囲気がある 等

【2】協働を生む「多様性の土壌」
‐ありのままの自分が尊重される雰囲気がある
‐自分と異なる立場や役割を持つ人との関わりがある 
‐意見や価値観を超えて協働する機会がある 等

【3】問う・問われる「対話の土壌」
‐お互いに問いかけ合う機会がある
‐将来のことや実現したいことを話し合える人がいる 等

【4】地域や社会に「開かれた土壌」
‐地域から大切にされている雰囲気を感じる
‐自分の暮らす地域を、外からの視点で考える機会がある
‐地域の人や課題などにじかに触れる機会がある
‐地域の人や課題など、興味をもったことに対して、すぐに橋渡ししてくれる大人がいる

【1】-【3】の土壌は主に家庭や学校等で取り組むことができ、【4】を中心とした土壌は主に生徒や学校を取り巻く地域社会に取り組むことができることがわかります。

 たとえば、私たちNPO法人DNAでは授業を創るうえで、【1】-【3】に関連していると振り返ることができます。

授業「未来の教室」で、少し先を歩むセンパイとの関わりにおいては「この人にだったら話してもいいかもしれない」と生徒が思えるような時間を届けることに努めます。

また、いろいろなことを話したり、聴いたりするなかで「こんなことに取り組んでみようかな」と、どんなに些細なことでも生徒自身が考え行動に移そうとしていることには「それ、いいね。いつからやってみようか」と、変化の瞬間を見逃さずに声をかけることに努めてきました。

 「ラーニング・コミュニティ」で、一人ひとりの関心が違うテーマを学んでいく時は、一人ひとりの探究的な学びも大事にしてきましたが、同じくらい大事にしてきたのは“お互いに学び合える関係づくり”。
「私にとって大事なことがあるように、友だちにとっても大事なことがある」とお互いに尊重しながら、相互理解できるようなプログラムを届けてきました。

わざわざ「ラーニング・コミュニティ」と呼んでいるのも、そういう意味合いを込めてのネーミングです。

また、時に学校を飛び出して、時に学校にゲストを呼んでの授業を創るうえでは、【4】に関連していると振り返ることができます。

「コーディネーター」として地域の人や資源との出会いを調整したり「探究型インターンシップ」では企業課題に出会えるようなプログラムを設計する支援を行います。

もちろん、きれいに【1】から【4】までが、ここは学校、ここは地域、ここは家庭と分けられるわけではないと思いますが、今後さらに私たちが目指していきたいのは、

●先生と協力しながら

【1】挑戦の連鎖を生む「安心・安全の土壌」
【2】協働を生む「多様性の土壌」
【3】問う・問われる「対話の土壌」を、

●地域のみなさんと協力しながら

【4】地域や社会に「開かれた土壌」を、

ここ群馬で、創り、耕し、豊かにしていくことです。

それが、群馬の10代の豊かな学びや成長を支え、必ず群馬の豊かな未来につながると、私は信じています。

本来であれば、このような取り組みは公的な取り組みとして行うべきなのかもしれないのですが、現状群馬では未開拓な領域です。
いまは、どちらかというと、現場で生まれ始めた「高校生の学び」や「地域の変化」を見とり、知見やノウハウをためていく時期です。

この時期だからこそ、おひとりひとりのサポートを必要としています

ぜひ、このタイミングだからこそ、
全国に先駆けて、ここ群馬で「学びの土壌」をともに創る仲間になりませんか?

◆「群馬の10代に、しなやかな学びを。」
群馬に「学びの土壌」をともに創るDNAサポーター(継続寄付者)募集ページ

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【参考情報】

◆国内初、市町村の人口・経済への高校魅力化の影響が明らかに

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◆「魅力ある高校づくり(高校魅力化)」をいかに評価するか

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【参考図書】

◆地域協働による高校魅力化ガイド

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NPO法人

DNA ( Design Net-works Association )

〒3700827

群馬県高崎市鞘町10番地立駐高崎ビル3階 高崎中部名店街内

http://npo-dna.org/

代表:沼田 翔二朗

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