みなさん、こんにちは！DNAスタッフの南条です。
静岡県出身、今年で群馬6年目になります。授業「未来の教室」を担当しています。

私がDNAと出会ったのは大学2年生のとき。はじめて授業「未来の教室」が実施されたとき、センパイとして参加したことがきっかけです。

「こんな風に話を聞いたり、一緒に考えてくれる大人と関わる機会が高校時代にほしかった！」

そんな想いで2年間活動してきました。

一度、企業に勤めた私が群馬の教育に関わろうと思ったのは、企業で出会った大学生たちの存在があります。 大学生と関わることが多い仕事で、大学生のワークショップを担当したときがありました。

テーマは、”仕事”。
自分はどんな生き方をしたくて、どんな風に社会に関わっていきたいのか、じっくり考えていくワークショップでした。

最後に彼らが、自分はこんなことをしていきたい！と、じぶんの言葉で語る姿は、自信にあふれていて、いきいきしていました。 大学生の彼らにとって、大切な3日間になったのだなということをうれしく思うと同時に、 「自分のことを対話を通して、じっくり深く向き合う・考えていく経験は、いろいろなことに悩む10代の誰しもに大切なのではないか」 ということを感じました。

その時に思い出したのは、群馬で関わってきた中高生の顔でした。
今まで関わってきた中高生の成長を見続けたい。そして新たな10代と関わっていきたい。人との関わりや対話を通して、少しでも彼らが一歩踏み出せる機会をつくりたい、そう思い、群馬で教育の仕事をしたいと戻ってきました。

群馬のすべての10代が、授業「未来の教室」を通して、地域の大人と関わりながら、自分の気持ちを話したり、友達と共有する。そこから新しい関係性ができたり、自分や周りの友達の新しい発見がある。そんな瞬間を作っていきたい。

そして関わる生徒全員が、「自分って結構いいかも」と思いながら、自分のやりたい！にチャレンジしてほしいと思っています。

様々な家庭環境があるときに、”お金がない”といった理由で、10代が多様な大人と関われる機会を奪いたくないと思っています。

「自分が暮らす地域に応援してくれる大人がいる」

そう思えることが、10代のチャレンジの後押しになるのではないか、と強く思っています。 みなさんの気持ちで、中高生たちが豊かに過ごせる時間を届けられます。 しんどい想いを打ち明けることで、次へ進もうと思える機会をつくることができます。

群馬のすべての10代に、多様な人との関わりと豊かな対話の時間を届けるために、 みなさんのあたたかな支援をどうぞよろしくお願いいたします！