Story
今日、40歳になりました。
8月26日、お誕生日を迎えることができました。乳がんの告知は35歳。初期症状がしこりではなく、症状からすぐ乳がんに結びつかず、手術前には、鎖骨下のリンパ節まで転移がありました。最低でもその1年前よりがんであっただろうとのことで、【若年性乳がん】と言う全体罹患で約3%の乳がんです。
すべての治療終了後、その後休む間もなく肺転移がわかりました。現在、そして今後も点滴治療を続け、がんを抑えて生きていきます。
40歳、W成人式、そしてがんになって約5年となります。とてもとても恐れ入りますが、もしよろしければ、誕生日をお祝いしていただけるお気持ちを、アグタスの活動のための寄付としてご協力お願いできませんか?
(画面右下の「支援する」ボタンで500円から寄付できるので、是非気軽な気持ちで寄付をお願いできると嬉しいです!
※ 寄付金は決済手数料を除いて全額団体に寄付されます。 )
■ 私とアグタスとの繋がり
エンドレス治療中。
そんな私ですが、がんになった当初からたくさん、若い世代のがんに関わる会やコミュニティに出会い救われました。医療と共に、その存在は大きく、たくさんある不安も解してくれました。
私はたまたま必要な場所へ辿り着くことができましたが、世代の差、地域の差、情報の多さなどから、同じように辿り着ける若いがん患者さんは多くはなく、1人で孤独や不安を抱えている方もいます。今もがんへの偏見や誤解があること、若い世代のがんで起こる悩みや課題は、それ以外の世代と違うこともあり、必要なものが見つけにくいこと、ないこともあります。
そのため、AYA世代(15〜39歳)でがんになった方へ、必要なことを『繋ぐ』や『つくる』を目指して、AYA GENERATION+group(愛称アグタス)をスタートしました。微力ですが運営代表として活動させてもらっています。
■ 寄付を集めようと思ったきっかけ
実は、私は目立つことやお祝いをされることが苦手です…それなのになぜ?というのは、アグタスの活動開始と、新型コロナウイルス感染拡大が同時となり、全てオンラインでの活動に切り替わったためです。
企画していた取組みやイベントが中止・延期となりました。そこで、元々都心での交流会に参加が難しい地域の方や体調が優れない方へ向けて、同じ立場の方とネットで交流できたらいいなと考えていた[オンライン交流会]を、コロナ禍により、どの方も対象として、そして参加費無料での開催をしています。
*若くしてがんになると保険に入っていないこともあったり、医療費始め、それ以外でも様々なお金がかかることもあります。なるべくコミュニティへのアクセスを、気軽に楽にしたいことから、[参加費無料]を継続しています。
オンライン環境なので、施設利用費や事務所費用その他はかからないのですが…
たまたま春に私のPCが壊れてしまい、古いタブレットを使用しています。またスタッフの通信環境や機器なども、元々個人の自宅仕様であったため、各自負担で揃えています。
またミニパンフレット制作したものの、全国のがん拠点病院やAYA世代に関わる各所への郵送代、今後の秋冬に行うイベント運営費用、活動継続のための費用などのため、今回バースデードネーションにチャレンジさせていただきました。
追記:コロナ禍でのミッション。もっとスローペースで活動すれば良いのではないかと思われる方もいるかもしれませんし、私もそう思いました。しかしこのコロナ禍にがんと告知され、医療以外の場を探している方々に出会いました。また、コロナでなくても普段より体を気にしながら生活をしているのに更に心配事が増えたこと、がん治療やがんの悩みを持つ方の生活がしにくい現状を知りました。居場所が減っている、コロナ明けまで待てない悩みがあるなど、今必要と思われることを少しでも増やしたいと思っています。
■ 寄付金の使いみち
運営費、通信費、通信機器費用、郵送費等
・現在使用通信ツールZoomの追加オプション費用・メインスタッフ4名の通信補助費用やルーター・ミニパンフレット郵送費(1ヶ所¥190)に当てさせていただきたいと思います。