Purpose
■子どもたちの学校が、休校続きの中で感じたこと
新型コロナの影響がじわじわと身近に迫ってきていると感じたのが、3月も終わろうとしている頃。その時、わたしの頭の中には、小さな双子を抱える家庭のママはどう過ごしているのだろうかということでした。
もし、我が家の双子がまだ1才で保育園へ通わせていたのなら、仕事と感染の不安を抱えながら、どう過ごしていたのだろうか。もし、2、3才だったら、体力ありあまるこの子達を、どうやって日中過ごさせていたのだろうか。買占めることはなくても、普段の買い物がそもそも2倍だから、はたからみたら買い占めているように見えるんじゃないだろか。あちこちなめて、寝転ぶこの子達をスーパーへ連れてでるのは不安だけれど、そもそも2人を留守番させられるほどの年令ではなかったときはどうしていたのだろうか。
でも、いまの私には、残念ながら小さな双子を抱えるママの気持ちはわからないのです。だって、我が家の双子は、寝転んで泣くことも、外へいきたいと靴をもってくることもなくなったからです。
「もし過去の自分だったら・・・」そう思いながらも、なにができるか分かりませんでした。だから、まずは声をあつめて発信することをしなければ何も始まらないとおもいました。
さて、当初の予定では、50程度の声があつまればよしとしてスタートしました。不安だったのは、スタートさせても、なにができるかゴールを定めることができなかったことです。
ある程度想定できる問題があれば、それについてアンケートをとることはたやすいですが、今回はだれもが経験したことのない中で、どのような困り事がそもそもあるのか分からないのでゴール設定ができませんでした。そこで、「まずは状況の把握を最優先しよう!」ということを決め、スタートすることにいたしました。
■声をあげてもかき消されることがある
ひとりで声をあげてもかき消されることがありますが、多くの同じような境遇の家庭の声をひとまとめにして届けることで「ここにいるコト」と伝えていくこと。そして、そこから見えてきた課題に対して、できることをひとつずつしていくこと。
これだけを決めてスタートしたのが、今回のアンケートです。
約1週間で292名の方から回答をいただきました。特に注目すべきところは、子育てで一番忙しい0才、1才、2才のママからの回答が半数を超えているということです。声にしづらい声をあげてくれて、本当にありがとうございました。
わたしたちの団体として、何ができるのか。目の前の困り事が解決できるよう進みます。関心をよせていただける個人・団体さまは、ぜひ活動の一翼をになってください。
Past Activities
2020年4月13日 withnewsで取り上げてもらいました
・「二人分のおむつ買ったら罵声が…コロナウイルス、双子のいる親の悩み」(Yahoo!ニュースでも取り上げられました)
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2020年4月10日 Yahoo!ニュースで取り上げてもらいました
・「新型コロナウィルス ふたごを育てる292家庭の困りごと」(認定特定非営利活動法人育て上げネット理事長の工藤啓さんにシェアいただきました)
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2020年4月10日 寄付の募集
①アンケート結果を受けて、紙おむつや離乳食の寄付を募ります
→アマゾン欲しいモノリストから、物品の購入寄付(当団体から希望家庭へ着払いにて発送)
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※ご自宅の余剰品に関して※ (2020.4.14追記)
アマゾン欲しいモノリストに該当していて、ご自宅で余っているモノを当法人宛に、連絡なく送るのはご遠慮ください。配送料に関しては、元払いでの対応を基本としております。もし、そのような協力をお申し出される方は、まず当法人にお問い合わせよろしくお願いします。(お問い合わせ先 →
②NPO法人つなげるへの寄付
→①でまとまった物品分の寄付でなく少額(300円から)でのお金の寄付を募ります(①の資金にあてます)
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2020年4月10日 アンケートの結果を公表します
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2020年3月31日【緊急アンケート】新型コロナの影響によるふたご家庭の困り事を教えてください
新型コロナウィルスによる生活への影響は、前例のない非常事態のため、準備不足のひとことでは片づけられない状況にあります。また、この状況でさまざまな困り事があり、それは地域や家庭によっても異なるようです。そこで、みなさんがいま抱える困りごとの声をあつめ、まずは社会へ知ってもらえるよう発信から始めます。(実施期間:2020.3.31-2020.4.8)
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Achievements
アンケートでいただいた自由記述の抜粋をこちらに掲載しています。
Necessary expenses of the business
いただいた寄付(物品・お金)は、下記のような流れで、ご希望家庭へお届け(活用)します