障がいのある子どものこと~その②
2023/6/24 19:15
これも山間の集落でのこと。集落の畦道を散策していると若いお母さんが私たちに近づいてきた。腕に抱えた小さな子どもには麻痺があった。同行していた作業療法士が丁寧にリハビリの仕方を教えた。見よう見まねでお母さんも手を動かし、その愛おしく子どもを見つめる伏し目がちな表情が印象的であった。その後、会うことはなかったが、今頃はどうしているだろうか・・・。仕事上、子どもと関わることは多いが、本当に成長が早い。大人にとって2-3年はすぐに過ぎ去っていくが、子どもはその2-3年のうちに大きく成長する。支援する側が少しのんびりしていると、あっという間に月日は流れ子どもたちは大きくなる。子どもたちにとっていま必要なことをすぐに始めていく姿勢は大事だと実感している。「栄養改善プログラム」で子どもたちに食事を提供していくことが、子どもの「今」に必要で今後の育ちに繋がって行けると思っている。
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