Youtube："2分"で簡単わかる、イコロプロジェクトって何？

NPO法人スミエモとは？

地域の人々が協力して行うイベントの開催や文化芸術活動、食事やサービス、文化体験を提供することで、将来の夢や希望を持てるこども達を育てていくNPO団体です。住之江のこども達に焦点を当て、自己創造力や協調性を育み、豊かな未来を築く地域社会の実現に貢献を続けております。

メンバー紹介

まずは、NPO法人スミエモの運営メンバーの一部をご紹介いたします！
20代・30代・40代・50代がいる大変バランスのいいチームとなっており、様々な角度からの分析、日々の意見交換を行い、取り組みを拡大しております。

「こども食堂」と「地域活性イベント」2つの取り組みを推進中

これまでに、1,000食以上の「食事」をこども達に届けることができ、イベントには、約20,000名様にご来場いただくことができました！

また、現在20店舗以上の幅広いジャンルの加盟店の皆様と一緒に、新たなステージへと歩み出しております。

「イコロプロジェクト」発足の背景

大阪市のこどもたち　〜ひとり親世帯の経済的な貧困・不登校やいじめの状況〜

■ひとり親世帯の経済的な貧困

子どもの生活に関する実態調査報告書（住之江区版）によると、世帯の経済状況や生活状況が、こどもたちの生活や学習理解度にも影響を与えていることやひとり親世帯や若年で親となった世帯の経済的な厳しさなどが確認されています。

＜参考資料＞

私たちの活動する住之江区のある大阪市の離婚率は、全国に比べても高い傾向にあります。

＜参考資料＞

ひとり親世帯が抱える課題として、経済的な不安定さが挙げられます。

ひとり親世帯の8割以上が就業しているものの、仕事と子育ての両立を一人で担わなければなりません。そのため、より高い収入を得られる正規雇用の職を希望しながらも、多くの場合はより労働時間の融通が効く非正規雇用の職につかなればならない状況にあることも確認されています。特に母子世帯では非正規雇用率が高く、収入の水準も低くなり、困窮度が高くなっています。（大阪市ひとり親家庭等自立促進計画（令和2年度〜令和6年度）（案）の概要より参照）

■いじめ認知・不登校数

大阪市立小中学校におけるいじめ認知・不登校数は、小学生ではいじめ・不登校ともに全国比較で件数が多く、中学生では、全国と比較して不登校が多い状況にあります。

子供の貧困や不登校に関しては、家庭環境の影響が大きいと考えられます。住之江区においても、生活保護世帯の割合が高く、貧困層の子供たちが不登校になるケースも多いとされています。

＜参考資料＞

〜こどもたち一人ひとりが自信を持ち、夢を持つことが難しくなっている現状〜

社会的な格差が広がる中で、こども達が自信を持ち、夢を持つことが難しくなっている現状、こども達が将来どのような職業に就くにしても、自分たちが望む未来を実現することができるよう、多様な職域の大人たちと接点を持つことが必ず近い将来、役に立つと考えます。

私たち「イコロ」の目標は、こども達に食事を提供することに留まらず、こどもと多様なおとなが接点を持ち、さまざまな仕事や活動をしている様子を見ることで、こども達が描く「夢」の可能性を大きく広げていきたいと考えています。

マンスリーサポーターの支援で実現する「イコロプロジェクト」のアップデートでサポートの充実を図ります！

■アップデート1「加盟店の増加とサービスの多機能化」

2023年中に、プロジェクト加盟店を現在の 20 店舗から 50 店舗への増加を目指しています。これまでは加盟店による食事提供のみに留まって いたのですが、今後は文房具セットの配布や体験活動イベント※を 1 ヶ月 に 1 回継続実施していくことで、多くのこども達により包括的なサービスを継続的に届けていきたいと考えています。

※具体的な体験の内容は、ガラス細工体験ワークショップやラテアート体験、ダンス講演への招待や演劇や服飾体験を現段階では予定しています。

■アップデート2「すべての地域の大人・こども達へ情報が提供できる仕組み作り」

イコロ提供店舗、サービス、イベント、公演情報などをまとめたガイドやパ ンフレットを作成し、地域内の公共施設や商業施設、観光案内所など に設置することで、地域住⺠や訪問者が簡単に情報を入手できるようにします。 住之江区の学校施設や鉄道・地下鉄の駅、連携商業施設への設置によって、すべての住之江区⺠に情報を届けていきたいと考えています。

加盟店の増加とサービスの多機能化により、地域で体験できる魅力的な【コト】をこども達へ届け続けること、そして、すべての地域に住む、住之江の方々へ情報が行き渡る仕組みを作り、イコロの循環を僕たちと一緒に広げていきましょう！

イコロの循環は、

1. おとなの募金からスタートし、

2. 地域の飲食店などの協力店舗からこどもへサービスが届き、

3. こどもがありがとうの手紙を書き、

4. それを寄付者に届けることでこどもからの「形を持った」感謝を伝えています。

今後の展望

このプロジェクトは、地域住⺠の協力と支援によって成り立っており、10 年・20 年の⻑期的な展望を持って継続していくことが重要です。そのためには、地域の人々にプロジェクトの意義や価値を伝え、支援者やボランティアを増やすことが必要と考えています。 また、こども達自身にもプロジェクトへの参加意識を醸成し、将来的には彼らがプロジェクトを引き継いでいくことを目指しています。 そのためには、プロジェクトの活動や成果を身近に感じられる機会の提供はもちろん、プロジェクトの活動を支える仕組みを整備し、 ⻑期的な継続性を確保することが求められます。

地域の人々やこども達がプロジェクトの重要性を共有し、継続的な支援や参加が実現することで、イコロプロジェクトは未来に向 けてより強い存在となると考えています。

今後、地域内でのイベントや文化芸術活動の開催、こども達によるイベントの企画・運営の支援、学習支援や心理的なケアな ど、こども達の成⻑に必要なサポートを継続・拡大していく予定です。また、地域住⺠とのコミュニケーションの場として、地域内での 情報発信や交流イベントの開催など、地域の一体感を高める取り組みも進めていきます。さらに、今後はオンライン上での活動も 増やしていく予定で、地域外からの支援者も含め、より多くの人々が参加できる場を提供していきます。全てのこども達が健やかに 成⻑し、地域の人々が共に支え合い、豊かなコミュニティを築いていくことを目指しています。

地域の協力者の方からのメッセージ

寄付金の使途（寄付金をどのように使うのか？）

皆様からいただいたご支援は、下記のような用途で大切に使用させていただきます。

●寄付金の使途: <こども達へ届ける食事・体験にかかる費用>
・食事・文房具・散髪サービスの提供
・銭湯の利用費用
・こども向け演劇の体験、ダンス公演の招待
・その他、こども達が生活する上で必要な様々なサポートの提供

<団体の継続運営にかかる費用>
・デザイン・印刷・配布費用
・運営に必要なオフィス用品や設備の購入費用
・イベントやワークショップの開催費用(場所のレンタル費・スタッフ人件費・交通費など含む)
・更新や改訂にかかる費用

協賛企業様ご紹介

■すみのえTV
住之江区に関わりを持つ人や会社、お店、イベントなどを応援する番組。
出演依頼、取材依頼もお待ちしております！

■すみのえLABO
住之江区に特化した情報webサイト。お店やイベント、施設、求人情報など地域に密着した情報発信をして行っております。動画制作依頼や広告掲載、スポンサー様も募集しています！

■踊り場CUE
毎月新しいダンサーの公演が観られる！
日本初・ダンスのレギュラー公演プロジェクト“踊場cue”