妻が主宰するキッズパフォーマンス集団「ほしかぜ」への応援求ム!

寄付先

一般社団法人 ほしかぜ

伊勢新九朗

支援総額

101,016円

/ 70,000円

505%
350%
250%
100%
  • 支援総額

    101,016円

  • 支援者数

    19人

  • 残り

    終了

  • 開始日

    2022年9月7日

  • 終了日

    2022年9月30日

キャンペーンは終了しました

2018年から活動し、私自身もお手伝いしている子どもたちのパフォーマンス集団の勢いが止まりません! とはいえ、誰にでも参加してもらえるように会費は低く、誰にでも観に来てもらえるようにチケットを無料としているため、公演資金に困窮しております。賛同して頂ける地元企業様からの応援のように、もっとたくさんの人たちに「ほしかぜ」のファンになってもらいたい……、そんな想いでクラウドファンディングに挑戦中です。少子高齢化が進んでいくこれからの日本において、子どもたちの未来を考えることは、私たち自身の将来にも繋がっていきます(※我々がジジババになったときに世界をまわしているのは今の子どもたち)。ということで、皆さんからの熱い応援を頂戴できるように、主宰・KAEDEの夫である伊勢が、ほしかぜ誕生秘話に迫りました。赤裸々トークあり! そして、おそろしく長いので、御覚悟を!(笑)

ストーリー

9月24日(土)に実施される、キッズパフォーマンス集団「ほしかぜ」の第3回公演「異世界ア・ラ・モード」の公演実施資金の寄付を集めています。


画面右下の「支援する」ボタンをポチッとすることで寄付できますので、路上パフォーマーの帽子の中にワンコインを投じるようなお気持ちで、子どもたちのパフォーマンスへのご期待のお気持ちを頂戴できると幸いです。

※なお、 寄付金は決済にかかる手数料と利用料を除いた全額が団体へ寄付されます。

■はじめに

ほしかぜ主宰・KAEDEの夫にして、卒業した浅漬け(現・ほしかぜ学園エンタメ部のゆず)、現在小5のチョメの父、そして、ほしかぜの動画関連のお仕事のお手伝いをさせていただいている伊勢です。私は、KAEDEの夫的な視点で、ほしかぜ誕生秘話や、ほしかぜとはなんぞや!? について語らせて頂きます。とはいえ、そのルーツに迫るためには、まずは私たち家族のことをお話しなければなりません。今回、サポートファンディングをしてくれているほかの応援団の方々とはちょっと異なる内容となるかもしれませんが、ぜひ、お付き合い頂けると幸いです。

■突然の衝撃の告白

もはや、ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、私とKAEDEはいわゆる「バツイチ」でございます。

しかも、ただのバツではありません。

元嫁および元夫が、現嫁および現夫なのです。

!?!?!?

どゆこと!? と、思われる方もおられると思いますが、そゆことです。

つまり、私たち夫婦は一度離婚をして、その後、同じ相手と再婚するという、世にも珍しき不可思議な夫婦なのです。

なぜか? と、いう疑問はここで語るには少々紙幅が足りない都合上、思い切って省かせて頂きますが、いずれにせよ、長女と次女が幼稚園時代、我が家は父子家庭であり、彼女たちが小学生になるころに再生し、その後、まさかの三女、四女に恵まれるという、なんというか、だいぶ、わけのわからぬファミリーであるのです。

離婚の理由は数あれど、とにかく、KAEDEは「まだ自分がやりたいことをやりきっていない」という想いを捨て去ることがどうしてもできずにいました。それまで私は、超絶ブラックな編プロに勤めていたために、一週間会社に寝泊まりするようなことがザラにあり、家事育児についてはまったくのノータッチ、とはいえ、自分がやりたいことをとことんやり続けられるというのは幸せでもあるわけで、そんな帰らぬ夫を支え、待ち続ける日々は、まだ20代だったKAEDEの精神を蝕んでいきました。

母であるけれど、妻でもあり、そして、女性でもある。

ありとあらゆる感情がぐちゃぐちゃに混ざり合い、彼女はひとつの決断を下したのです。

それは、幼少期の娘たちにとっては、本当に辛く、悲しい出来事で、いまだに長女からは「一生恨むよ」と、冗談混じりに言われていたりもしますが(※おそらく一部本気)、もしもあのとき、KAEDEが自分を押し殺して家庭に留まる結論を出していたら、おそらくほしかぜは誕生していなかったでしょう。そして、今のような家庭を築くこともできなかったはずです。

思えば、私は、離婚前から、「子どもたちの劇団をつくってそこで自分のやりたいことを思い切り表現すればいいじゃない」と、KAEDEの気持ちを考えずに自分勝手な提案をしていました。けれど、彼女にとって「それ」は、「そのとき」ではなく、自らが「プレイヤー」として納得いくまで完全燃焼しなければ、次へと進めなかったということなのだと思います。

■ほしかぜ誕生秘話

あ、これ、もはや、だいぶ長いな……。

まぁ、こういうと、だいぶ"できた旦那"じゃないかと思われがちですが(笑)、実際は美談でも何でもなく、親ふたりの身勝手な決断に娘たちを巻き込んだどうしようもない夫婦であることも事実です。

とはいえ、こうまでして、家庭の恥部をさらしてまでして、何が言いたいのかというと、「人生は一度きりだからこそ自分を騙して生きるな」ということです。

KAEDEや私の選択自体、正解か不正解かはわからず、ただ、自分たちの中ではその選択が今を形作り、あの2年間は必要な2年間だったんだと、強く感じています。

KAEDEはとことん自分自身と向き合うことができ、私はそれまでほとんど親らしいことができずにいた子どもたちと向き合うことができた。互いのこなしてきたことを身をもって体感することで、恨みつらみはリスペクトへと変わり、認め合うことができたのです。

「子どもがいるのにそんな身勝手なことはできない」「そんな生活スタイルを維持する余裕がない」と感じる方もいると思いますが、私たちはこの生活を維持するために親族含めて様々な人たちを巻き込み、協力を仰ぎ、助けてもらいました。

実は、これは「ほしかぜ」もそうですし、ひとつの「舞台」を創り上げることに似ていて、いずれの場合も、たくさんの人を巻き込む必要があります。「やりたいことをやる!」ためには、自分ひとりではできないことが多いのです。自己肯定感を維持しつつ、他者も肯定しなければ舞台は創れません。いえ、これは何も舞台に限ったことではなく、人生そのものに当てはめることができるでしょう。

さて、周囲の人々に多大なる心配をかけ、多大なる迷惑をかけ、多大なる助けを頂きながら、周囲に頭を下げて下げて下げまくって、再び生活を共にするようになった私たち。家に戻って来てからしばらく経ったある日、KAEDEからこんなことを相談されました。

「子どもたちのパフォーマンス集団を創りたい」

私は待ってましたとばかりに喜び、今度こそ彼女のサポートができるように全力で応援しようと誓いました。と、同時に、彼女の書いた脚本、演出を子どもたちが演じたらどうなるのか? 想像もつきませんでしたが、内心ワクワクが止まらなかったのを覚えています。

何か新しいことを始めるには、かなりのエネルギーを必要としますが、「破壊と再生」を体験してきた私たちにとって、「創作」には楽しさ以外は見い出せません。子どもたちにほしかぜ設立話を伝えると、長女も次女もとても喜んでくれて、いの一番に「私たちも入る!」と言ってくれました。「これまで離れていたママと、これからは濃ゆい時間を体験できる」。それは彼女たちにとって、人生の大いなる希望となったはずです。

■ほしかぜはひとりひとりが主役

まさかのおそろしい文字数となってきていますが、もう少しだけお付き合いください。

KAEDEが掲げるほしかぜのモットーのひとつに、「ひとりひとりが主役」というものがあります。

事前に用意された脚本を子どもたちが演じるのではなく、子どもたちそれぞれの個性にあった脚本を創ることで、彼、彼女にしかできないパフォーマンス、表現を舞台の上で発揮させることに重きをおき、それぞれの〝見せ場〟をつくることで、皆が〝輝ける瞬間〟を演出しているのです。

しかも、その個性は、必ずしもポジティブなものではないというのもポイントです。

たとえば、セリフ回しがどうしても棒読みになってしまうコがいたとします。それは演劇の世界ではマイナス要素にしか写りませんが、KAEDEは、そのコの棒読みっぷりを生かす物語を創ります(アテ書き)。むしろ、棒読みであることが笑いや哀愁を誘う、そんな物語を創るのです(※今回の異世界にもあるので必見!)

マイナス要素をプラスに変える。

「ピンチはチャンス」ではないですが、こういう思考ができること、こういう体験をしてきたことは、子どもたちにとって将来の糧となることは確かです(※特にこれからの世の中は逆境だらけになる可能性も大いにあります)。

子どものころに大舞台に立ち、自分をさらけだし、大喝采、拍手を浴びる。「キラキラした成功体験」は、〝自分自身の輝かせ方を知ること〟にも繋がります。

「パフォーマンス、表現」と聞くと、芸術的な意味合いでとらえられがちで、一見すると好きな人だけがやるもの、〝人生にとっての必要度の優先順位は低め〟というレッテルを貼られることもあります。けれど、社会に出て求められる要素である「自己PR力」「コミュニケーション力」、他者を思いやる「想像力」に、新しいことを生み出す「創造力」など、あらゆる能力を身に付けることができるのが、パフォーマンスだと感じています。

これらは、決して学校では教えてくれません。子どもから大人まで、あらゆる年代の男女とともに、集団でひとつのものを創り上げることで、自分を知り、自分の見せ方を知り、そして、自分を大好きになる……これが体験できるのがほしかぜなのです。

「自分自身を大切にできていない」

離婚前、泣きながらそう言っていたKAEDE自身も、ほしかぜと出会い、様々な個性と出会い、子どもたちと共に歩むことで、〝自分自身を好きになる〟ことができたのではないでしょうか。私の目には、今の彼女がとてつもなくキラキラと輝いているように映ります。そして、そんなKAEDEの背中を見る我が家の子どもたちも、ほしかぜの子どもたちにもそのキラキラは伝染しています。

さらに、ほしかぜを手伝うようになって感じることは、主役は子どもたちだけれども、そこにかかわる講師の方々やスタッフ、親御さん、皆がそれぞれに自分を演じ、心の底から表現を楽しみ、キラキラしているように見えることです。

そして、それはきっと、舞台を観に来てくれた人たちにも伝わるはずで、皆がキラキラの笑顔を見せてくれることでしょう。

■最後に……

結局、何が言いたかったのか、なんだかあっちに行ったり、こっちに行ったりしてしまいましたが、いまどき流行りの〝持続可能ななんちゃらかんちゃら〟を実現するために最も必要なことは、未来ある子どもたちに、価値ある体験をしてもらうことだと思います。それを体験できるのがほしかぜであり、そのほしかぜを持続可能とさせるべく、皆様のお力添えを頂戴できると幸いです。

高校野球に大人たちが夢中になり、推しの高校や推しの選手がいるように、ほしかぜのメンバーにも推しを見つけて頂き、そのパフォーマンスを楽しみ、応援してもらえたら嬉しいです(※いわゆる〝控えめに言って〟も、相当に見る価値のある舞台であることは確かです!)

人生は一度きり、ほしかぜの本公演も一回限り。

足立区が誇る西新井文化ホールという大舞台で、最高に美しく華やかで楽しいキラキラを解き放つ子どもたちから、たくさんの癒しとエネルギーをもらいましょう!

最後に、この場を借りて、私たち夫婦のすべてを受け入れ、私たちに2年という幼少期にとって大切過ぎる時間を与えてくれて、そして、私たちのすべてを許してくれた長女と次女への深い深い感謝と、心からの愛を贈らせていただきます。本当に本当にありがとう!!(※ふたりがいなければ私たちの再生も、ほしかぜ誕生もあり得なかった!)。


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一般社団法人

ほしかぜ

〒1230851

東京都足立区梅田7丁目13−1足立区NPO活動支援センター

https://hoshikaze.jp/official/

代表:伊勢希美

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