■バングラデシュの女性の自立を応援!
ACEFは2020年から現地パートナーNGOであるBDP(Basic Development Partners)と共に、マイクロファイナンスによる女性の自立を応援しています。昨年の秋に実施したキャンペーンでは原資となる100万円をクラウドファンディングで達成することができました!
前回のクラウドファンディングキャンペーンから約半年の準備期間を経て、皆様のご寄付のおかげでマイクロファイナンスの融資が2021年2月にスタートしました。
マイクロファイナンスの融資がスタートしてから約1ヶ月。現在、融資を受けるために最初に入る運営グループ「ショミティ」に登録している人は1500人以上、融資を受けているバングラデシュの女性は250人です。皆様の資金を原資に、稲作や野菜栽培、酪農、服の仕立て、雑貨屋、お茶屋など様々な事業を始め、家族の生活を支えています!
↑お茶屋を開業した女性
↑稲作を始めた女性も!
■ACEFの新たな挑戦!
前回のキャンペーンでは新たな事業の開始として、まずは限られた人数に小規模融資をする予定でした。しかし、コロナウイルスの影響が長引くなか、最初の融資を受けた女性起業家たちの姿を見て、人々のマイクロファイナンスへの需要が一気に高まりました。そのため、新たに350人の女性起業家に対する追加融資の原資として100万円を調達したいのです!
バングラデシュの女性の自立を助けるために、是非、皆様のご支援をお願いします。
■SDGs達成のために:全ての子どもに教育を、ジェンダー平等
女性が収入を得ることで家庭にお金が回り、すべての子どもの基礎教育につながります。また、女性が働くことによって女の子が将来働くことを想像できるようになり、エンパワメントにもなります。
↑バングラデシュBDP小学校で学ぶ女の子たち
バングラデシュの女性は、宗教や文化的背景から伝統的に外で働くことはありませんでした。しかし、ジェンダー平等な世界を目指して女性の伝統的役割は大きく変化しています。2020年のジェンダー指数は153ケ国中なんと50位!121位の日本を大きく上回り、国際社会でもバングラデシュでの女性の活躍は注目されています。首相は女性、国会で女性議員の割合は20%等、都市部での女性進出は進んでいるものの、農村部の女性は未だ弱い立場にあり、多くの女性が差別や貧困に苦しんでいます。
■学生からのメッセージ
私たちACEF学生スタッフは、アジアの最貧国と言われていたバングラデシュでの教育資金を集めるためにさまざまな活動をしてきました。
大学生として自分が社会にどのように貢献できるのかわからず、始めは既存のプロジェクトについていくのに必死でしたが、ACEFでの活動を通して少しずつ主体的に参加することができるようになりました。
また活動を経て、身の回りの問題をいかに「自分ごと」として捉えられるかが世の中の社会問題を解決に導く鍵であることを実感しました。社会問題の中でもジェンダー平等、女性の社会進出は常日頃話題となっています。しかし日本という枠の中だけで考えてしまわずに、他の国ではどのような影響があるのかを考えることも大切だと考えます。
今回のクラウドファンディングでは、イスラム教社会であるバングラデシュで女性が精神的・経済的に自立することを目的としています。バングラデシュにとって、皆様からのご支援・寄付は現地の女性、そしてその家族の生活を変える大きなきっかけになります。少しでも女性がより良い状況で生活でき、子どもたちが教育に集中できる環境を作るために、寄付のご協力よろしくお願い致します。
※ 寄付金は決済手数料を除いて全額団体に寄付されます。
当団体は認定NPOですので、寄付金控除の対象となります。領収書を発行いたしますので、確定申告の際にお使いください。
クレジットカードやアマゾンペイによる寄付ではなく、他の方法で寄付をしたいという方は、ACEF事務局宛(メール:info@acef.or.jp、電話:03-3208-1925)にお問い合わせください。